2007年6月30日(土)






午前6時。

ジビさんと共に野田市のヒラタポイントで ” 高所の洞への2連ハシゴアタック ” をやってきた。

昨年ヒラタが採れた御神木は樹液が枯れてしまったが、そこから数十メートルの所に

かなり高い位置で爆裂して樹液を流しているクヌギが2本あるので、今年もヒラタが出てきているとしたら

間違いなく入っているだろうと想定しての挑戦だ。






こうして離れてみると高いなぁ〜!!!



ハシゴを固定するためのロープを忘れてきてしまったので、昇降するときはジビさんに

ハシゴを押さえてもらった。


準備していると近所に住む爺さんが現れた。

この爺さん、去年も合って話をしたことがあり、この辺りの藪の下草を刈ったりして

手入れをしている爺さんらしい。

昨年同様に挨拶をして、また昆虫採集に来たことを伝えると家に戻っていった。




今回、昨年と違うところは2点。

下に落としてしまったクワがすぐに発見できるようにブルーシートを2枚、根元を挟むようにして敷き、

取りこぼしゼロを目指した。

さらにもう一つは、万が一ハシゴを踏み外してしまったり、ハシゴごと倒れてしまった場合には、

この高さからすると頭から落ちたら首の骨折って逝ってしまう可能性があるので、

高所作業用の安全ベルト&フック付きロープを購入したこと。

幹にロープを回してフック部分で絞るようにして、落下した場合には体が宙ぶらりんになるようにしておいた。



安全策も整えて、いざ、高所の洞へのアタック開始だ!




それにしても一年ぶりの2連ハシゴは恐くて足がすくむなぁ。



かき出し棒で洞の中から次々と黒いクワガタを出してゆく。



あれまっ!  ヒラタ本当に居るの?  なんかコクワばっかり。


10分ほどかけて裏表両方の爆裂部分を丁寧に調べてみたが、

残念ながらコクワ、ノコ、カナブンしか居なかった。




去年であればここで諦めて撤収するところだが、今年はもう一本見つけておいたので、

次の洞にまだ期待が持てる!






こっちのクヌギも同じような高さで爆裂している。





なんと! ハート型に爆裂しているじゃないか!(笑)


こりゃー幸運の女神(ヒラタ♀)が潜んでいるに違いない!(笑)



さっそくジビさんにハシゴを押さえてもらいながら登ってみる。






左手で幹を掴んで右手でカメラを取り出してパチリ!(結構怖かった)

う〜ん、なんかショボイやつらばっかり挟まっている感じだなぁ・・・・。



カメラを仕舞っていざかき出し開始・・・と思ったら、かき出し棒が無い!(笑)

ある程度下まで下りてジビさんに手渡してもらって再び上に。



片っ端からかき出して下に落下させていくがコクワばっかり・・・。



んんんんん・・・・・・残念!



今年はヒラタは採れず!








諦めて撤収していると、先ほどの近所の爺さんが再び現れた。


え!?  今度は何だか怒っているぞ!?


「毎年子供たちがカブトムシ採るのを楽しみにしているのに、あんたら採るなよ!」 だってさ。

去年も、ついさっきも、そんなこと一言も言っていなかったのに急にどうしたんだ???

子供たちって?  2連ハシゴが無いと手も足も出せないクヌギなのに???




楽しみでやっているクワ採集で地元の人と言い争いになって嫌な気分になるのだけは御免だ。

爺さんは歳のせいか文句をつけてくる内容が不可解な点ばかりで、とても納得できる話ではなかったが、

お互いに解かり合えて気持ちよくこの場を後にしたかったので、爺さんのペースに合わせて

ひたすらに謝りながら撤収することにした。


カッカと頭に血が昇って、この場にバタッって倒れられたらそれこそ大変だ!


いや、よくよく考えたら他人の土地に無許可で入ってクワ採集をしていたわけだから、

反論できる立場ではなかったな・・・。

逆を言えば、爺さんの方も自分の土地じゃないわけだから我々に文句たれるのもおかしな話なわけだが・・・。









とにかく、この写真を撮った後でリリースして爺さんには納得してもらえて、

お互いに笑顔で別れの挨拶を交わして車に戻ることができた。


それにしても採れたのはコクワとノコだけ(笑)

コクワも大きそうに見えたが、計測してみたら45mmしかなかった。



それにしてもこの場所、また爺さんが出てくると厄介なので、もう来ないほうが良さそうだな。

再度がんばってもヒラタは採れないような気がするし。








その後、昨年ジビさんとノコを大量に採ったヤナギポイント、通称ノコ村へと行ってみた。

葦が茂る藪をかきわけながら辿り着いてみると・・・・・・





なんだなんだ? 樹液完全にゼロじゃないか!?

どうしたんだ今年は?

樹液の出る周期というものもあるが、ここまで全てのヤナギが樹液を出していないなんて。

ボクトウガが一匹も飛んでこなかったということか? 


がっかりしながらも見るべきところは全て見たという達成感は得られた。

ジビさんと次の採集予定を話し合いながら車に戻り、「おつかれさまでした〜♪」とお別れしました。









さて、マーさんと一緒に栃木県南部の山と河川敷でヒラタを探すという後半戦がスタートだ♪

自宅に帰り、かみさんを乗せて栃木を目指して流山インターから高速道路に入った。



午前9:05

待ち合わせ場所に到着するとマーさんがお子様連れで既に到着していた。

挨拶をして軽く朝食を購入して食べてから、早速付近のクヌギをチェックしに行ってみた。






よさそうなクヌギはあるけど洞がちっちゃい。






そのちっちゃい洞に何か入っていたので一応取り出してみる。







ちっちゃなコクワ。







車2台にそれぞれ乗って次のポイントへ。




樹液ダラダラの合体クヌギ。






ここでもコクワばっかり。







もう一目見てコクワだと判別できるのがツライ・・・。








カナブンとコクワ。









ここも樹皮を剥がす不届き物がいるみたい。







さてまたまた移動して、前々から一度脚立で見ておかないとイカンと思っていたクヌギへ。




何か青っぽいものが樹液場付近に見えるな。









これっ、もしかして煙幕使った跡?

これをやった洞は樹液が止まってしまい、クワが採れなくなるというアレか!?

そうだとしたら全くひどいことしやがる!







脚立を立てかけて一応裏側の洞を調べてみた。






ん!?




ライトで照らしたらすぐに洞の奥へ後ずさりする黒い頑丈そうなクワガタ♂が一頭・・・・!




すかさずかき出し棒を突っ込んだが間に合わなかった。




なんかオオクワっぽく見えたような気がする!?




コクワにしては太かったなぁ。




大きさは50mm前後ぐらいだったか・・・。




もしかしてこの木、オオクワが居たので煙幕攻撃されてしまったのか?







次に向かったのはボコボコクヌギ地帯。




凄そうな木だけどコクワしか居なかった。







マーさん達と山へ入っていくと何だか凄そうな爆裂膨らみクヌギを発見!












イイ感じのクヌギだが、これを見るには2連ハシゴが必要だが、

車のルーフキャリアに固定したままで、持ってきていない。








下から見上げてみると、樹液の流れ出ているところに・・・・・・・










わおっーーー! ミヤマだぁ♪






マーさんが持ってきていた網を使って難なくGET!



ちょっと小型だがミヤマ♂成虫はうれしいね〜♪



マーさんのお子さんがお持ち帰り。

よかった、よかった!








さて、ここいらで昼時となり腹も減ったので、いつもの沖縄料理屋へ。



ソーキそば&ゴーヤチャンプル




マーさんのお子さんは眠くて眠くてまともに食事になっていなかった(笑)

朝早くから出かけているんだから仕方ないよね〜!










昼食後、延々と車を走らせて第二目的地の某川河川敷へ。

ここは今年の2月にジビさん、マーさんと共に材割り採集に訪れた場所で、

しかもその時採れたコクワだと思っていた幼虫がヒラタ♀として羽化しているので、

ヒラタ生息が確認できた場所なのだ。





冬とは風景が一変して草が茂っていて、どこを通っていったのか一瞬解らなかった。







眠くてたまらないらしいマーさんのお子さんは車に残して、マーさんと二人で河川敷ヤナギ地帯へ突入した。




先ずはコクワ。









次もコクワ。

体長は40mm程。








採れた洞に帰してあげた。











マーさんが発見したノコギリのペア。




その後、別の木で良いサイズのノコをGET!



ジビさん来てたらよろこんだろうな〜!








ちっこいノコ♂もGET!






ノコばかり続いていたが、何か小さい黒いヤツ発見!




コクワかと思ったら意外と小さい。






画像クリックで拡大

取り出してみてビックリ! 河川敷に住むスジクワだった。

もう完全に平野部で標高は低いのにスジクワも居るんだ!









珍しく洞に潜むノコを発見!









一応取り出してみると立派なサイズ。





川岸に近いほうの低いヤナギを狙ってみると、ノコだらけな場所を見つけてしまった。




ノコ







ノコノコ







ノコノコノコノコ  カナブンブン!





それにしても本当にここはヒラタの生息地なのか?

ノコばかりが異常に沢山いるぞっ!









高いところに良い洞があったので脚立をハシゴ代わりにして登ってみた。









う〜ん残念! コクワしかいなかった。


マーさんと共に「ここには絶対ヒラタが生息している」と話しながら木を見ていくが、

コクワ、ノコばかり・・・・・。


生息数はほんの僅かなのか?







最後に河川敷脇にあるクヌギ林を見てみるものの、全くクワガタの気配無し。









午後4時頃、朝からの採集活動で疲れてしまったので、これにて終了とすることにした。

マーさん、おつかれさまでした!

また今度一緒にクワ採集へ行きましょう!









帰り道、国道沿いにあるインド・スリランカ料理店で晩飯を食った。







この店で食べるのはこれで3回目。

ピヨ家が過去に食べてきたインド料理のなかでもNO.1と思うほど最高に美味い!。



3種類のカレー盛り合わせで¥1,030.−






こっちは辛さを少し強化した野菜炒め¥880.−



辛党でありエスニック料理大好きなピヨ家にとっては極上な食べ物だ。

食べながら「おいしいなぁー!」って何度口から出たことか・・・・。






クワはミヤマが採れたのが本日の成果かなー。

帰宅してから直ぐに眠気が襲ってきたので夜10:00前には寝てしまった。

ジビさん、マーさん、お疲れさんでした!











今回の結果



コクワ成虫♂♀ 多数(リリース)

スジクワガタ成虫♂♀1組(リリース)

ノコギリクワガタ♂♀多数(リリース)

ミヤマクワガタ(マーさんのお子様お持ち帰り。)