2007年5月18日(金)






GW中に休日出勤をした代休を土日の前にとって3連休として、

かみさんと一緒に寝袋持参の車中泊での伊豆半島旅行へ出かけてきた。




今回の旅の第一目標は
狩野川産ヒラタクワガタ♂の採集だ!




今年の正月に狩野川河川敷で採集したヒラタと疑わしき幼虫4頭のうち、1頭がヒラタ♀として羽化したので、

狩野川産ヒラタとしてブリードさせる為のヒラタ♂がどうしても欲しいのだ。


それとクヌギ樹液採集で河川敷では採れないような大型ヒラタも狙ってみたかった。

あとはルアー釣り道具と餌釣り道具も持参して、海、川で思う存分に釣りも楽しむつもりだ。

今回は、かみさんも行きたい場所があるらしい。河津にあるバラの公園を見てみたいとの事。





伊豆方面へ行くには平日朝の東京都内を抜けなければならないので、

渋滞を避けるために朝5:30、自宅をスタートした。



途中、海老名SAで仮眠をとったりしながら、先ずは東名の御殿場インターで下りて

箱根をのんびりドライブしながら伊豆を目指した。





箱根から眺める富士山








箱根スカイライン


金曜日の朝は他に走る車もほとんど無く、快適ドライブ♪

道路には所々黒いタイヤの跡があるので峠の走り屋たちが出没しているようだ。

先日、車高調整式サスペンションで足回りを固めたインプレッサで着ていたら、

つい全開走行をしてしまいそうな気持ちいい道路だった。




狩野川を目指して山道を走っていくと、途中の函南町でボコクヌギを見つけたのでチェックしてみた。









ピンセット、かき出し棒、マグライトを用いて洞をチェックしていくと・・・・・









とりあえずクワ第一号はいつものやつ、コクワ君でした。






数本あるクヌギを見ていたら聞き覚えのある嫌なブーンという羽音と共にスズメバチが現れた。




そういえばもうこいつらも活動開始していたんだっけ。


スズメバチが去るのを待ってから樹皮めくれを調べてみたが、ここは空っぽだった。







山を下っていき、目的の狩野川河川敷に到着。




ここはちょうど正月にヒラタ幼虫を掘り出した場所なので、ヒラタ生息は確実なのだ。


洞をチェックしていくのも普段の利根川河川敷採集と比べてドキドキ感が大きく、

しかも慎重にトライしていかないとヒラタを採り逃して強烈な後悔に見舞われることになりそうだ。







カエル君



ん!?  まだ時期が早かったのか?


クワの姿が見えないぞ。







おや!?


どうも歩きやすい思ったらヤナギからヤナギへと草が踏み倒されて道が出来ているぞ!?




もしや先行者!?




採集に付いて来ているかみさんと二人で検証した結果、

どうやら何者かが通った跡だということは紛れもない事実のようだった。



と、


ふいに近くの草むらからガサガサパキパキと大きな音がしたかと思ったら、

その先行者が草を飛び越えるような走り方で猛スピードで立ち去っていった。




おわーーーー!!!




鹿だ・・・・・・・・。





狩野川って鹿が生息しているんだ〜!?

あまりの一瞬の出来事だったので鹿の姿をカメラに収めることはできなかった。





クワ採集人でなくて良かったー。

気をとりなおして洞チェック再開だ。


洞を一つ一つ覗いていくと、奥の方にクワガタの姿が見えた♪

マグライトで中を照らすと同時にかき出し棒を突っ込んだ。




うわぁぁぁぁぁーーーーー、

奥に逃げられたー!




ヒラタだったのかコクワだったのかよくわからなかったが、失敗してしまった。




この左側の洞で取り逃がした


クワが頭を出口に向けているときは先ずはピンセットで大顎を押さえるべきだった・・・。

退路を塞ぐつもりでお尻にかき出し棒を突っ込んだが、つるリと滑って後ずさりされてしまった。

まだまだ状況判断が甘いな〜。




途中、ヤナギの樹皮を歩く綺麗なカミキリを見つけた。



アオカミキリ





ヒラタ幼虫掘り出しポイントでは、とうとうヒラタ発見には至らず、

仕方なく少し上流のエリアへ来るまで移動することにした。





ヤナギに混じってオニグルミが数本あるポイント。









オニグルミに洞は無いかと調べてみると枯れた枝の付け根が洞状態になっていた。





マグライトで照らすとクワの動く姿を発見!








取り出してみると、またしても毎度お馴染みのコクワ君。












ヤナギ林に突入してみたが、クワの姿は無し。

代わりに居たのはこいつら。 シロスジカミキリ。





狩野川の川面を眺めているうちに、ルアーでウグイを狙ってみたくなったので、

深く淵になっている場所を見つけて何度となくキャストを繰り返してみたが全く無反応だった。

夕方になってきたので、ひとまず狩野川から引き上げて伊豆半島を南下していくことにした。







晩飯に刺身定食を食ってから、樹液採集夜の部開始だ。



といっても行ける場所と言えば正月に見つけた下田のボコクヌギだけなのだが・・・・。





夜9時頃、クヌギをマグライトで照らすとおぞましいムカデの姿が!(ここには写っていません)


残念、クワの姿は無かった。












5月19日(土)


かみさんが楽しみにしていたバラ公園を見に行く日だ。

こっちの趣味に散々付き合わせているので、かみさんの趣味にも付き合ってあげないとな。


バラ公園の開園時間は午前9:30からなので、朝は先ず河津川河口付近でマゴチ狙いのルアー釣り。

自分と同じようにマゴチ狙いのルアー釣り師が二人来ていたが、自分も含めて誰も何にも掛からなかった。

フグにワームを齧られただけに終わった(笑)






午前8:00

河津川を河口から遡って行き、ウグイの釣れそうな淵を見つけたので、ルアーで攻めてみた。









いつもの黒いスピナーでキャストを繰り返しているとフィッシュ・オン♪




あれま!?  ニジマスが釣れちゃったよ!








大きさは25cm程で丁度スーパーの魚売り場に並んでいるサイズだった。


なんだか食べたら美味しそうなのでクーラーボックスに入れて持ち帰ることに。

その後もニジマスが8匹ほど釣れて結構楽しめた。

(このニジマス、帰宅してから塩コショウしてオリーブ油で焼いて食ったらおいしかったー♪)




午前9:00

まだバラ公園の開園までちょっと時間があったので、付近の山をチェックしてみたら

クヌギ、コナラ並木を見つけた♪




このコナラの洞で正体不明のクワに逃げられてしまった。







イイ感じのボコボコクヌギだが、バナナトラップの痕跡が・・・。

それにしてもこの木はオオクワでも入るんじゃないかと思わせるような良い洞があったぞ。




別の木でまたまたコクワ君をGET!




ちいせぇ!









雨が降っていたが、その最中に雨に打たれながらクヌギの幹を徘徊するコクワもいた。






午前9:30

河津バガテル公園という名のフランスの公園を模したバラ公園に到着。






大喜びでバラの香りを嗅ぎまくるかみさん。

まさに水を得た魚状態だった(笑)






かみさんには申し訳ないが実は自分、バラにはあんまり興味が無い。

それでもヒマだから色々な種類のバラを眺めていると、



甲虫発見〜!






アシナガコガネ


これは今までに見たことの無い種類だぞ。

なかなか味わいのある色をしていた。









個人的な好みではバラよりもこういう感じの花の方が興味あるな〜♪

名前は全然わからないけど。







その後、道の駅裏手を流れる清流でカマツカを釣った。



この魚はよく茨城県の小貝川や鬼怒川で釣れることがあるんだが、

川魚のなかでも自分はいちばん好きだな。

形、色合い、習性、どれをとっても魅力的だ。





その後、西伊豆松崎の那賀川でルアー釣りをするもノーフィッシュ。



水の透明度は凄まじかったんだけどねー。

車に戻ってビックリ。 入漁料の書かれた看板が立っとりました・・・。

速攻撤収したよ。






そこからまた山のほうへ行ってクワ探し。



クヌギの洞を調べると、いつものやつが収まっていた。








こればっか。










道脇にクヌギ、コナラの山があったので突入してみると、










1本だけ流れ出た樹液で黒くなったクヌギを発見!










樹皮めくれにはオオスズメバチの姿が・・・・。



とりあえず手の届かない高さだったので車に戻って脚立を持ってきた。



オオスズメバチが立ち去るのを辛抱強く待って、居なくなってから脚立をかけて登ってみた。









ここまで頑張ってコイツですかっ!!!





どうもクヌギでのヒラタ採集には時期が早すぎたんだろうか?

それとも単にヒラタが生息していない地域ばかり足を運んでしまっているんだろうか?

狩野川河川敷ヤナギだったら採れるんじゃないだろうか?







あれこれ考えているうちに、結論が出た。


諦めずにもう一度狩野川アタックだ!








まだ入ったことの無い辺りを攻めてみることにした。










それでも出てくるのはやっぱりコイツ・・・・。










辺りが暗くなってくるとコクワ達が幹を徘徊し始めた。






ヒラタだって徘徊してもいいんだぞ!  どうした! なぜ出てこない!?









樹液をみるとコクワのペアがいたりする。









連日の藪漕ぎ、洞覗きで疲れ果てた体に涼しい夜の風が心地よい。



かみさんから一言いわれたよ。

「努力が足りないんじゃない。これはヒラタ側の問題だ。」



うむ。確かにヒラタが発生していれば採れておかしくない探し方をしているんだからな。



確かに・・・・。










5月20日(日)


東伊豆の漁港で朝を迎えた。

目の前の海でオキアミを餌に釣りをしてみた。


メジナでも釣れないかな〜って探り始めたら、こんなヤツが入れ食いになった。



ネンブツダイ


これがもう少し大きければヤル気がでたんだけど、どれもこれも10cmほどのサイズだった。






さて今日は午前中のうちに帰り始める日。


伊豆の山を越えて帰る途中、どうしても気になるクヌギ林があったので最終トライとすることにした。













林に入ってみると、またしても1本だけ樹液で黒くなったクヌギがあった。


しかも樹皮めくれがとても良い感じ♪






近寄ってみてがっかり。

オオスズメバチが5〜6匹も来ているじゃないか!




しばらく待ってみたが一向に立ち去らないので、この木は諦めることにした。

もしかしたらあの大きな樹皮めくれの奥にはヒラタが挟まっていたかもしれない・・・。


それにしてもスズメバチ対策はどうしたものか。

エアーガンでBB弾打ち込んで退治するしかないのか・・・。





林から脱出すると道端にきれいな緑色のイトトンボが羽を休めていた。



アオイトトンボ






やがて東伊豆の国道に到着し、小田原厚木道路を経て厚木インターから東名高速にのって

午後2時ごろに流山の自宅に着いた。




今回は時期が早すぎたんだろうか?

昨年は5月20日に富士川河川敷でヒラタ成虫をGETしているというのに。

まあ本命は採れなかったけど、コクワでドキドキさせてもらえたし、

釣りも楽しめたということで半分くらいは満足できる旅だったんじゃないかな?









今回の結果



コクワ成虫 大量(採集せず)