2007年4月8日(日)



あたたかな日曜日。 

川のルアー釣りとヒラタ探しを兼ねて、以前からヒラタが生息しているだろうと

見当をつけている群馬県内の河川へ行ってきた。

なぜ釣りなのか? というと、このところ開高健の本を読み続けていたせいで、

どうにもこうにも久々に魚の感触を味わいたくなってしまったので、押入れに仕舞い込んでいた

ルアーロッドを取り出してしまったのである。


バス以外の川魚、コイ、二ゴイ、ウグイ、ハス、カマツカ、ナマズなんかが釣りたくて、

そんな魚たちが生息していそうな場所を選んでやってきた。








まずは河川敷ヤナギのヒラタ幼虫探し。








砂が大量に堆積した河川敷を歩き回って、最も可能性の高そうな材を掘り起こしてみた。








斜めに埋まっている材だったので、比較的楽に取り出せた。









斧を入れると、とりあえずコクワ君らしき幼虫のおでましだ(笑)

それでも何となく頭部の色が濃いので、判別に迷っていたところに、続けて登場したのが、













コクワちゃんの女の子(笑)


近くにあったヤナギの洞にリリースしておいた。

しかしその後、この場所で何本材を掘り起こしても幼虫が入っていないという状況に・・・。

もともとクワガタの生息数が少ないエリアなのかもしれない。









というわけで次は気になる川の方にトライすることにした。




トラウトロッドに小型スピニングリール、ルアーは黒いスピナーという仕掛けで

二ゴイのとんがった顔を思い浮かべながら川岸からキャストした。


すると一投目から何者かが食ってきた。



姿が見えて少しがっかり。

ブラックバスだった。





それでも10年ぶり位で手に伝わってくるブラックバスの引きは結構楽しい。









空気を吸わせてしまえば大体おとなしくなる。

釣り上がったのは32〜33cmくらいの結構良型なバスだった。











その後釣竿を車に仕舞い込んで、先程の場所から数百メートル下流へと移動して、

再びスコップを手にして河川敷ヤナギへと歩いていった。

ひととおり見て回るがヒラタに適した材が結局1本もみつからず、一度も掘ることなく車に戻った。

腹もへってきたので、お昼ごはんを食べにいくことに。


かみさんと何処へ行こうか地図を開いて検討した結果、山のあるほうに行きたいとの事で、

以前ジビさんと出かけた栃木県南部の山林へ行くことにした。

なぜ山のほうへ行きたくなったかというと、かみさんは今、スミレに凝っていて、

野山に自生するスミレを採りたいとの事からだった。




ジビさんと行った山に行くとなると、昼食はやはり沖縄料理!

これでこの採集記に3回目の登場となるゴーヤチャンプルだ。

今回はミニ沖縄ソバが付いてない定食にした。

前回、腹いっぱいになり過ぎて苦しくなったから。



ゴーヤチャンプルが山盛りなので、これでも腹いっぱい!

更に左上の小鉢に入った沖縄の松前漬みたいな煮物に注目して頂きたい。

普通このような小鉢に入ったおかずは椀の底の方に申し訳程度に盛られているものだが、

沖縄の人は気前が良いのかたっぷり入っているじゃないか!

普段仕事でよく立ち寄る横浜の台湾料理の店もご飯、おかず、デザートの杏仁豆腐、

すべて大盛りで出てくるところを考えると、南方の人たちは大盤振る舞いする習慣があるのかな?










昼食を終えてから付近の山林で、これから訪れる樹液採集シーズンのために

ボコボコくぬぎ地帯を下調べすることにした。


道路から辺りをキョロキョロ脇見運転(危ない!)しながらクヌギ、コナラ林を見つけては

侵入ルートを探して入っていった。



もしかしたら気の早いコクワがもう洞に挟まっているんじゃないかと、

念のためマグライトとかき出し棒を手に丹念にクヌギの幹をチェックしてみたが、

中に居るのはゴッキーばかり。

気の早いのは自分の方だった(笑)




クワの居ない木を見続けているうちにムラムラと掘り採集に戻りたくなったので、

一気に車を走らせて栃木県を流れる某川へとやってきた。


先程ブラックバスを釣った群馬県の川とは違って玉石だらけでサラサラと流れている場所だったので、

今度こそウグイが釣れるんじゃないかと期待して再びトラウトロッドを取り出してスピナーを引いてみた。

何投目かで何者かのアタリがあったが、残念ながらフッキングせずに逃してしまった。

その後20分ほど粘ってみたが魚の気配はしないままだったので納竿することにした。






再び思考回路はヒラタ目的へと戻った。

土手の上の道を下流へ向かって車を走らせ、最もヒラタに適していそうな場所を探した。

するとヤナギの枯れ木と生木が程よく点在する条件の良さそうな場所が見えてきたので、

迷わず河川敷へと下りていった。








ヒラタの入っていそうな材はすぐにみつかった。

ここで目をつけたのも、浅い角度で斜めに埋まっているヤナギの枯れ木。







ある程度掘っていって途中から折って削り始めると、すぐにいつものヤツが現れた。









コクワ君のお出ましだ。






その後、大きな空洞に行き着いたので丹念に削っていく。




すると何やらデカイ幼虫が姿を現した。






でかっ!!

しかも頭幅が広い!








小枝を噛ませて釣り出してみると、自宅で飼育しているオオクワ幼虫並みにデカイ何かの幼虫だった。

気門が潰れ気味なので、ノコ幼虫の可能性が高そう。

それにしても、発酵マットや菌糸でノコ幼虫をこれまでに何頭も羽化させてきたが、

幼虫はこんなには大きくはならなかったぞ!?








ルアーケースに入れると何だか窮屈そうな感じだ。

クワガタの種類は何であれ、これだけ大きい幼虫が採れたのは嬉しいものだった。

オオクワとかヒラタだったら嬉しいけど、たぶんノコでしょうな・・・・。




この大きな幼虫が採れたら何だか今日はもうおしまいにしてもいいような感じになってきたので、

スコップについた泥を落として今回の採集活動を終了とすることにした。







さて。


次は何処でヒラタを狙おうか。








今回の結果



コクワ幼虫 4頭(持ち帰り・庭に材と共に埋め込み)

不明幼虫 1頭(マットビン飼育)