2006年7月2日(日)




Yahooのスクロール版の航空写真地図を使って茨城県南部のクワガタが採れそうなエリアを

空から物色していると、緑が濃くて池があってなかなかよさそうな場所を見つけた。

さらに詳しく調べようと本棚から茨城県地図を取り出して何気なく開いてみると、

何ページなのか調べたわけでもなく偶然に見たい場所が一発で開いた。

「むむ!? これは何かを暗示しているのでは?」

「ここに行くとスゴイのが採れるんでは???」

などと勝手な解釈をして、実際に赴いて確かめてみることにした。




「オオクワいないかなぁー? ヒラタはどうかな〜? でかいコクワ採れないかな〜?」

というテキトーな感覚で午前11時頃に流山を出発した。







90馬力の非力なモビリオのアクセルを踏み込んで
モタモタと加速しながら目的地をめざす。




桜土浦インターで下りて、中華屋で先ずは焼きそば食って腹ごしらえ。

地図で見たポイント目指して田舎道をトロトロ走った。

目的の池を発見するが、車は停められないし周囲には入っていける道もなかった。

仕方なくかなり通り過ぎてから車を停めて、藪の中を歩いて行くことにした。

鬱蒼と下草が茂る林の中に突入すると蜘蛛の巣だらけなので、

篠竹を手で振り回しながら進んでいった。



雑木林のなかにはコナラ・クヌギが生えているが、藪が茂りすぎて

暗くなった林の中では樹液が出ていても昆虫の数は少なかった。

洞の中にはゴッキーばかりで、ヨツボシケシキスイが集まっていたのみ。

樹液が出ていても、ある程度開けた明るい場所でないとクワカブは飛んでこないようだ。




開けた場所のクヌギで初モノに出会うことができた。


コカブトムシ


初めて見るぞ!

千葉県内ではお目にかかったことがないな。






やがて雨が降り出した。

傘もレインコートも持ってきていないので濡れるがままだ。

なにやってるんだろ。 俺。




そんな中で、明るく開けた場所に生えている栗の木にカミキリムシが
脱出した穴がボコボコ開いているのを見つけた。


すかさずマグライトとピンセットで穴の一つをチェックすると、
コクワらしき物体が中で動いていた。


ライトで照らすと・・・・・大顎がコクワだった。

ピンセットを差し込んでコクワと格闘。

採られてたまるか! とコクワも奥に逃げようとして踏ん張る。

全神経をピンセットの感触に集中させて逃げられまいと頑張る。

うおおおお、これは結構楽しいぞ!

釣りをしていて獲物が掛かった時のようなコーフン状態だ。




しかし、こんな所でコクワに大喜びしてていいのか俺?(笑)



これが洞の中にいるのがオオクワとかだったらいいが、



コ・・・だよ コ。     コ ・ ク ・ ワ  !




でも楽しいんだから仕方ない。

取り出しに成功してサイズを測ると40mm弱の量産型ザク じゃなかった普通のコクワだった。



こうして見てみると、コクワってやつは体の割りに大顎が長いな。

小さい体でも戦う相手に威が張れるように長く大きく出来ているんだろうか?

なんか悲しいな・・・・・コクワって。




というか、





好きだぞコクワ! おまえというヤツが!





なにか自分と似ているところあるのかな?

心が共鳴しているのかな?




続いて同じ木に開いた他の穴からも2頭のコクワを取り出した。

さきほどと同じ位の38mmと、少しだけ大きめな43mmだった。



その後、うれしそうにコクワだらけになったルアーケースを眺める自分がいた(泣)








今日の結果

コカブトムシ♂ 1頭
(触ることなく撮影のみ)

コクワ♂ 5頭
(43mmの1頭だけ持ち帰り)