2006年12月29日(金)




地元の採集仲間、ジビさんと一緒に材割り採集に出かけてきた。

以前から夏場の樹液採集で何度も足を運んでいる栃木県南部のボコボコ爆裂クヌギ地帯で、

午前中はオオクワ狙いにトライして、午後からは県南部の某川河川敷でヒラタ幼虫を狙おうという

体力と時間を考慮せずに決定させた欲張りな計画だった。



ジビさんは幼虫の材割り採集は初めてで、とりあえず自分が斧を使って幼虫探しをする様子を

見学したいとの事だった。 

果たして興味を抱いてくれるのだろうか? それとも幼虫探しは一回きりで、もう結構 となるのか?



朝8:00 ジビさんのレガシィが我が家に到着。 モビリオに乗り換えて出発した。

常磐道、外環道、東北道とひたすら走り、約1時間後、あっという間に目的地に到着した。




まだ朝の光が眩しい栃木県某所採集目的地。




二人で山の中を登ったり下りたりしながら探し回ると、材割り採集の痕跡を発見してしまった。



桜の立ち枯ればかり、集中的に狙っているようだ。

やはりこれはオオクワ狙いだろう。





食痕を辿って削った痕がはっきり見てとれる。

何が出たんだろうか?

食痕の太さから推定するに、コクワが採れたんじゃないかな?




こちらも一応オオクワ狙いなので、桜の立ち枯れを削っていくと・・・・・



とりあえずコクワは出ました。


他には良さそうな材が見当たらないので、一旦車に戻って休憩した後、更に奥の山を目指して進んでいった。





奥のほうまで足を運ぶと大きなクヌギの倒木があった。

その付近を探ると、ありました! 地面に残った切り株が! しかも何タケだか知らないが

幹が折れて台状になった所にキノコも生えている!!!

ジビさんに声をかけようと思っていたら、ふもとまで用を足しに行ってくるとの事で、

下山していってしまったので、とりあえず一人でこの切り株にトライしてみることにした。




ちょっと上の方を削ってみると、フカフカに朽ちていて天然の菌糸ブロック状態だった。




これはオオクワが期待できそう!






慎重に少しずつ削っては食痕を探す。









ん!?  なかなか太めの食痕発見!









おわっ!?



大きな幼虫発見!!



おいおい! コクワはこんな頭の色してないぞ!

色と形からしてもノコでもないぞ!

オオクワか?

ヒラタか?






小枝を噛ませて釣り出してみた。









遂にやったか? オオクワか?







よ〜く観察してみる。







ああああああああああああ・・・・・・・・







体中に毛がびっしり!










ミヤマだぁーーーー!







さらにもう一頭ミヤマ幼虫を追加してしまった。

しかも何となくルアーケースに納めてしまい、何となく持ち帰ってしまった。

ああ・・・・。 また途方もなく長いミヤマ幼虫飼育ビンが二つ増えてしまう。

ちなみに、昨年の春に茨城県の山中から持ち帰ったミヤマの3令幼虫は

いまだに温室のなかで蛹になるでもなく、ぬくぬくと過ごしています(泣)





戻ってみるとジビさんは車のところで待っていた。

車に戻る途中、不法投棄されたゴミの山から、こちらに寂しげな視線を送るかわいい子が

一匹居たので、可愛そうなので連れて帰ってあげることにした。



汚れて寒空の下に捨てられていた 「うさこ」

かわいそうに!  きれいに洗ってあげよう。  ビニール袋に回収して車に乗せてあげた。




さて、時間は既に午後1時。

腹も減っていたので、予定していた沖縄料理の店へと行って昼食をとることにした。




ゴーヤチャンプル沖縄そばセット ¥1,000.-


んんーーー、前回に司大さんと来たときと同じになってしまったが、おいしいから良しとしよう。

それにしてもゴーヤチャンプルが山盛り大量にあって、全部食べるのは大変だったぞ。



ジビさんも同じものを頼んで、途中、食べるのが苦しそうだった(笑)

でもこのお店にはよろこんでくれたようで、次回の樹液採集のときに

また昼食をここで食べようということになった。






食事を終えてから国道をひたすら走って、こんどは河川敷ヒラタを狙って栃木県内の某川を目指した。

途中でホームセンターに寄り、ジビさんは材割り採集用として斧を購入。自分は車中泊旅行用の寝袋を買った。

オオクワ狙いを切り上げるのが遅くなったのと、道路が混んでいたのとで、だいぶ時間が遅くなってしまった。

次の目的地を目指していると採集に当てる時間がほとんど残らないということが判明したため、

急遽予定を変更して、上流ではなく、下流の茨城県内の河川敷を狙うことにした。







陽が傾いてから、ようやくヒラタの狙えそうな河川敷がみつかった。









このキノコびっしりのヤナギの立ち枯れをターゲットにした。

しかし太すぎるのと、タイムリミットあと僅かの為、ヒラタの狙える深さまで掘ることを断念。

適当に上の方を削っていると、コクワの♀成虫が出てきた。

なんとなくヤル気なく地面に転がっているヤナギの朽木を削っていると、続いてコクワ♂成虫が・・・。




ちいさっ!!




その後、もう一本細めの朽木を探し出し、ある程度まで掘って地中でグラグラしている辺りで

ボコっと折ってみると、案の定ノコ幼虫がこぼれ落ちた(泣)

材に戻せなくなってしまったので仕方なく持ち帰り。

これらのノコ幼虫は帰宅したら先ほどの山間部で拾った産卵木用のコナラ朽木に穴を開けて放り込み、

庭のコナラの木の下に埋めて、勝手に成虫になって飛んでいってもらうことにしよう。




夕方5時。 暗くなってしまったので、本日の採集は終了することにした。






ジビさんは幼虫の材割り採集に興味を持ったようで、また次回も行きたいとの嬉しい言葉を!!

次は山間部のオオクワと河川敷のヒラタのように二股かけないで、

河川敷のヒラタ掘りに集中してじっくり取り組もうということになりました。


やはりヒラタ幼虫探しはヤナギの朽木をスコップで掘り出すのが大変。

たっぷり時間をかけて徹底的に奥まで攻めないと、採れるものも採れないという事だ。




ああ、それにしても、ヒラタ探しは材割りするよりも樹液で成虫狙った方が楽なんじゃないかな?(笑)







今日の結果

ミヤマ幼虫2頭(持ち帰り)

ノコ幼虫3頭(持ち帰り)

うさこ1匹(持ち帰り)






帰宅後、拾ってきた「うさこ」を30分くらいかけて丁寧に洗濯用洗剤でゴシゴシ洗ったら

こんなにきれいになりました♪





ほらっ、元々我が家に居た「うさこ」と もうこんなに仲良し♪(笑)