2005年7月21日(木)



かみさんがモビリオを運転して実家に泊まりに行っていた。
今夜は一人なので、帰りに寄り道しようが何しようが時間の使い方は自由だ。


ふと脳裏に浮かぶ。

「オオクワ探しに桧枝岐行っちゃうかー?」



でも翌日も会社なので疲れが仕事にひびきそうだ。
都内(大田区)を夕方のラッシュアワーに出て福島県西会津郡桧枝岐村まで何時間かかるんだろうか?
渋滞の首都高を抜けるのに約1時間、そこから東北自動車道へと進み、
現地到着予想は大体9:30〜10:00だ。

少なくとも翌日の午前3時には帰宅したいので、向こうで採集に費やせる時間は
たったの1.5〜2時間になるだろう。
果たしてそんな僅かな時間で見つけられるだろうか?

夕方5時半。
就業後に机のパソコンで天気予報をチェックしてみると、

曇り時々弱雨。 湿度80%以上。

クワガタ飛来には良さそうな条件だった。


会社でしばらく悩んだ挙句、午後6時、桧枝岐にむけて出発した。


午後7時、東北自動車道の浦和料金所通過。
ETC装着のモビリオとは違って非装着のインプレッサ。
つい間違えてETCレーンに突入しそうになってしまう。

早く到着しないと採集可能な時間が短くなってしまうので、
東北自動車道を時速1*0キロで突き進む。
最近アイドリングが不安定なインプレッサだが、
今日は自分の意思に応えてくれるかのように
エンジンが快調に回ってくれる。

先日、同僚から頂いたレーダー探知機も見事に活躍してくれ、
反対車線に仕掛けられたオービスまでも知らせてくれる。

高速を下りてからは峠道だ。
今ちょうどジムカーナ競技用タイヤセットを履いていたので、
かなり限界の高いコーナリングができる状態だった。

午後9時。桧枝岐到着

大田区の東京湾に面したところにある会社を出てから
僅か3時間だ。 記録的な速さだった。


懐中電灯を手にして街灯を巡っていく。
仕事帰りなのでスーツ姿だ。
藪漕ぎをするわけでもないので格好なんてどうでもいい。


落ちている! アカアシ♂、ミヤマ♀。
やはり採集人が訪れていないせいか、虫の数が多いようだ。

田んぼに面した街灯の下でカブトムシ♂発見。

黒くて背中に点刻の並んでいるヤツはどこにいるんだ?



広々とした駐車場を照らす街灯に到着。

車を降りて路面を見渡すと黒っぽいものが合計6〜7個、地面をヨチヨチと移動していた。
まさにドキムネの状況だ!


「頼む! 背中に点刻!」

祈る気持ちで近づいていき、ライトを当てて確認。

ミヤマ♀・・・・・・。

コクワ♀。



残念。
どれもオオクワではなかった。
このままココにいたら車に轢かれてしまうので、
拾い上げて暗い茂みのなかにポイッと放り投げた。
始めのうちは数を数えていたが、あまりにもミヤマの♀がたくさん
落ちているので、途中から数えるのをやめてしまった。





さっさと車に戻り、次の目的地へとダッシュする。

途中ですれ違った白いレガシーワゴン。
ん!?
これで3回目だぞ!

間違いない!
オオクワ採集人だ。

自分と同じこと考えて平日の夜を狙って来ているのだろう。


そうこうしているうちに、時計の針は12時に迫っていた。
もう時間がないので、とにかく最も奥地まで行って、
自宅方向に戻りながら探すことにした。

延々と道を昇っていき、目標としていた自動販売機までたどり着くと、
なんと採集人の車が2台、付近一帯のチェックを終えて車に戻るところだった。

残念ながら平日の夜も競合にやられてしまったようだ。
がっかりしながら帰り道にある街灯の下をチェックしていく。

見つかるのはコクワとかアカアシ、ミヤマ・・・・。
またしてもオオクワはGETできず・・・・。


夜12時。
採集を完全に諦めて、自宅目指して峠道をかっ飛ばした。
深夜になると大型トラックがやたらと増えてくる。
途中、タイヤを鳴らして軽快に飛ばしながら左コーナーに進入したところ、
前方から大型トラックがセンターラインをはみ出しながら突進してきた。

すれすれ交わして正面衝突を回避。。

いやぁ、マジで死ぬかと思った・・・・。




東北自動車道をハイペースで走りぬけ、外環道、常磐自動車道と快調に走り、
自宅に午前3時に到着した。 
桧枝岐の奥地から、たった3時間で流山まで帰ってきてしまった。

さっとシャワーを浴びて、寝た。



そして約1時間後、いつも通り朝4:45の目覚まし時計で起きて会社へと向かった。
インプレッサで長時間ダッシュしたので、運転による疲労は相当なものだった。
午前中は体がフラフラしてつらかった。

もう翌日会社のある日に採集に行くのはやめにしよう。

昼間の甲虫撮影も兼ねて、休日にのんびり行きたいものだ。









今日の結果

コクワガタ ♀  3匹くらい

アカアシクワガタ ♂ 1匹 、 ♀ 2〜3匹

ミヤマクワガタ ♀ 10匹以上

カブトムシ ♂ 1匹


(すべてリリース)