piyochichi kuwa room

オオクワガタとの出会い

2004年5月29日、横浜の大黒ふ頭に停泊中の貨物船に
エンジン部品を納入する仕事をしていたとき、
ふと足元を見ると黒い虫が埃まみれでアスファルト地面の上を歩いていた。

「え!? くわがた?  何でこんなとこにいるんだ???」
とっさに捕まえて体の汚れを払ってよく見てみた。

「ヒラタ!? それともオオクワ?」

小さい頃、家の周りでカブトムシやノコギリクワガタ、コクワガタなんかを
よく捕まえてきて飼育したもんだが、このクワガタは今までに見たことのないヤツだった。

かばんの中に入れて家に持ち帰ってきて、ネットで調べてみると
これは国産オオクワガタの中歯型だった。 大きさを測ると57mm。


帰宅した直後に撮影



この貨物船に中古テレビを販売する業者が来ていて、
積込み用の大きなネットで数台のテレビを吊り上げたあと、
地面を歩いているクワガタを発見した。

おそらく中古テレビの隙間などにクワガタが挟まっていたものと推測される。
夜間、山間部の街灯の下にトラックを停車させていたときに、
街灯の光に飛んできたオオクワが荷台に落下したのか?

あるいは誰かが飼育していたものが部屋の中で脱走して、
処分しようと思っていたテレビの隙間に入り込んだのか?

考えられる理由は、たぶんこんなところだろう。


それにしても、この出会いがきっかけで、
まさかここまでクワガタにのめり込んでしまうとは、
このときは想像もしていなかった。